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介護老人保健施設 江風苑

令和7年度 第3回栄養士部会を開催いたしました

日時 令和7年 12月18日(木)10:00~12:30

場所 江風苑

 今回もおかげさまで欠席なく無事開催できたこと、誠に感謝申し上げます。この度は「米価格の値上がりと今後の献立」「備蓄食の確認と今年度の嗜好調査」をテーマに話し合いました。栄養士全員の意見をまとめ、AIを活用し解決への道筋が見えてまいりました。業務効率化も目標に向かい進んできております。

米の価格上昇は福祉施設にとってかなり深刻な問題で、食材費の圧迫はそのまま運営負担につながります。実際に多くの施設が取りくんでいる例を交え意見交換を行ないました。

食材調達の工夫(委託業者に提案)
・複数の仕入れ先を確保するなど
・地元農家との直接契約(フードロス削減型の取引)
・他の主食との併用
献立・調理方法の見直し
・米を使うメニューの頻度調整(混ぜご飯・炊き込みご飯で量を調整
野菜や豆類を混ぜることで、米の使用量を抑えつつ満足感を維持できる)
・食品ロスの徹底削減(配膳量の調整や残食の分析)

予算・運営面での対応
・食材費の予算配分の見直し(他の食材の仕入れ方法を見直し、全体のバランスで吸収する)その他自治体や団体の補助金、助成金の活用(食材費高騰に対する支援制度が地域によって設けられている場合がある。共同購入の仕組みづくり、複数の施設が連携して大量購入することで単価を下げる取り組み)

★施設内を見学後、給食を試食し評価を行ないました。献立はサンドイッチ、チャウダー、キャベツのサラダ、青リンゴゼリー、牛乳でした。

サンドイッチはふわっとしたパンに具材の香りが広がって、最初の一口からやさしい満足感がありました。

チャウダーはクリーミーなのに重すぎず、具材の甘みや旨みがほどよく溶け込んでいて、スプーンを運ぶ手が自然と止まらなくなるタイプ。

キャベツのサラダはチャウダーのまろやかさとの対比がいいアクセントになっていました。

青リンゴゼリーは口に入れた瞬間、青リンゴらしいすっきりした香りがふわっと広がって、食後にぴったりの清涼感でした。

牛乳は全体の味をやさしくまとめてくれる存在でした。

次回はせきやの里で2月19日(木)10:30~を予定しております。内容は「嗜好調査と残食量(食品ロス)の関係について」です。

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