🌸ご家族様からの声🌸
対象の方は、ご入所前は食事があまり進まないご様子でした。
しかし、ご入所されてからは次第に元気を取り戻され、「うんめぇ〜、うんめぇ〜、ありがてぇ〜」と笑顔でおっしゃりながら、いつも美味しそうにお食事を召し上がっていました。
一時はまったく食事が取れず、点滴をしながら様子を見守る日もありましたが、その後少しずつ食べられるようになりました。
そしてある日、遠方から来られたご家族と面会され、楽しくお話をされた後、職員が訪室した際には、眠るように穏やかにご逝去されていました。
きっと、久しぶりにお会いした方とのひとときに満足されたのかもしれません。
そのお顔はどこか、悔いのないような、安らかなお顔をされていたのが印象的でした。
人生の集大成である「最期の時」を、どのように過ごしていただくのがよいのか。
エンド・オブ・ライフケアはお一人お一人異なるため、いつも「これが最善だったのか」「もっとできることがあったのではないか」と、職員皆で悩みながらも真摯にケアにあたっています。
そのような中、ご家族様より心温まるお言葉をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、ご利用者様にとって「居心地のよい場所」「最期まで過ごしたいと思っていただける場所」となるよう、職員一同、精一杯ケアに努めてまいります。
この度は、本当にありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
