トップページ > 介護の原点は尊敬と敬愛によるいたわり。しかし家族の「犠牲」は避けなければならない

介護の原点は尊敬と敬愛によるいたわり。しかし家族の「犠牲」は避けなければならない

 ところで大抵の場合、親が倒れた時には子が親の介護をすることになります。しかし普通は、子といっても長男などの場合には会社などに勤めているため、長男の妻がまず当たることが多いようです。夫婦の両方が勤めを持っていて、どちらか一方が辞職して介護をすることになったときでも、やはり、妻の方が辞めることが多いようです。これには、いろいろな理由があるでしょう。妻は一家の主婦として大黒柱であり、家庭の常備薬であり、万能薬のような立場で、特に親子が同居している長男の嫁は、夫である長男以上に一家を切り盛りする立場にあるためでしょう。

  ところが、これほど一家の中心である長男の嫁でも、民法では夫の配偶者である妻には、夫の親からの相続権はありません。つまり民法では妻は、夫の親との関係で「他人」と位置づけられているのです。そればかりか、相続権は権利であって義務ではありませんから、これを放棄することもできるということです。例えば、被相続人の資産よりも負債が多ければ、相続人は相続権を放棄するのを選ぶことも可能なのです。
  無論、介護が負債だとか資産だとかという相続問題ではないことは承知しています。しかし以上の事実ないしは事情は厳然としてあることです。
  一方で妻(夫の配偶者)の人権は、1人の人間として絶対なものであるのはいうに及びません。人権の中の重要な要素は、自由であり平等です。妻の選択は夫であれ、親であれ、家族であれ、何人といえども侵すことはできません。これは憲法の精神です。

  このように書き連ねると何やら殺伐とした気分になる人もいるでしょう。また初めから分かり切ったことを今更と笑う人も多いと思います。でも結論的なものは導き出されているのではないでしょうか。つまり夫の親の介護に妻がだれよりも最も多くかかわっている現状には問題点が多い。それは妻の自由な選択を尊重している結果かどうかということです。

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