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施設介護が救う「介護の悲劇」。

 時折、新聞などでやり切れない記事を読むことがあります。夫婦のどちらかが親の介護に疲れて、親を殺してしまったり、夫や妻を殺したり、自分も自殺したりという内容です。これらの事件を知るにつけ、なんとも居たたまれない気持ちになるのは私だけではないはずです。
  私はこのような悲劇が、あるいはそれに至らないまでも、きっとあるだろう多くの葛藤が一切なくなってほしいと強く望んでいます。舛添要一氏も著書の「母に襁褓(むつき)をあてるとき」の中で、ご自身の体験から「介護はプロにまかせて、家族は愛情を注ごう」と書いています。この考えは多くの人々の共感を得るでしょう。
  私の場合は、まさしくその「プロ」である社会福祉法人の先頭に立つ経営者の1人ですから、大いにわが意を得たりとしているところです。

  ところで、「プロ」の当事者である私がこのように書き進めると、多くの読者の皆さんはこの論調にストップをかけたくなることでしょう。ちょっと待て、近親者の介護は家族としての愛情であり、敬愛であり、それらに基づく奉仕のようなものであるはずだ。仮に他人がかかわるにしてもその精神はボランティアであらねばならない。「プロ」というからには金銭の対価を求めるのだから、商売ではないか。介護を商売としてとらえ、儲けようとしているのか。介護を商売の対象にすることは絶対に許せない。介護を受ける人は弱者であるはずだ。十分な抗弁権を有している立場にあるとはいえない。きっと粗末な扱いを受けて、惨めな状態にさらされるだろう。それに舛添氏が『介護はプロで……』と言っているのは、あるいは氏自身がいくら尽くそうとしても尽くし足りなかった母の介護に対して、ある種の後悔と懺悔を込めた、母に対する挽歌という意味があるのではないか。それを言葉通りに自分の立場で受け取っていることは考え違いも甚だしい、と。
  しかし私はその方向の議論で収めることは考えていないので、もう少し私流の論を進めさせていただきます。

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